初めに |
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IRISではLGBTにも、その他のマイノリティにも親切な企業でありたいという気持ちからLGBTsフレンドリーを掲げていますが、本記事はLGBTに関する内容の為、LGBTsとLGBTという表記が混在しております。 |
みなさん、ご無沙汰しております。
繁忙期ということもあり、営業ブログの更新ができておりませんでした。。。
実は、今年1月20に「LGBTsの住宅課題」と不動産業界の未来と題した講演を行いました。
東京都は11月1日から、性的マイノリティのカップルなどを対象にした「東京都パートナーシッフ宣誓制度」を開始し、東京都では10月11日から受付けを開始しました。
同日に新宿区にて区長名義で区内の不動産会社に「配慮」を求める文書を発するなど、事業者にも同性パートナーやLGBTs当事者に十分配慮した接客かが求められました。
一方、当社の調査では不動産事業者の多くが「対応に不安がある」「意識の上では問題がないと思うが不快な対応となっていないか分からない」「現場に対応が浸透しているか不安」と感じていることが分かりました。また、実際にクレームや法的措置に発展した例も存在しました。
そのため、今回は事業者・担当者の皆様に向けて、とのような対応を進めていくべきか、IRISがはじめとして、グロービス経営大学院大学、一般社団法人KIBOWなど協力のもと、事例を交えてご紹介しました。
講演は現状を知る事例紹介を第一部、ゲスト講師の皆さんを交えたパネルディスカッションの二部構成にて行いました。
ゲストには、積水ハウスの松岡さん、LIFULLのキョウさん、世田谷区議会議員の上川さんにお越しいただきました。
3人はそれぞれの立場でLGBTを含めたダイバーシティについて取り組みをしてくださっています。
企業人としてチャレンジできること、区政として変えていけること、様々な視点で課題解決に向けて、語ってもらいました。
詳細は下記URLより動画を視聴いただけると嬉しいです💪
■Youtube
■GLOBIS知見録
https://globis.jp/article/57860
因みにここからは余談ですが、ここ最近はLGBT法案に関連して、SNSなどでネガティブな意見を目にします。
本来ならば「差別しないでほしい」という想いから声があがったものでしたが、いろんな視点でのリスクやバイアスによって、推進速度は鈍化しているように感じます。
この法案が可決されることを祈りますが、一方で不安に感じる人たちが存在していることもまた事実。
多様性を社会全体に浸透させるためには、官民が一体となって、行動し続けるのみです。
僕はLGBT理解増進法や同性婚はあくまでも通過点であり、いずれはLGBTという言葉が使われなくなる社会の実現がゴールだと考えています。10年前にはLGBTフレンドリなー不動産会社は、ほとんどありませんでした。同性カップルが利用できる住宅ローン(ペアローンや収入合算)もない状態でした。パートナーシップ制度もなく、安心材料と選択肢が限定的だった社会が、今ではいろんな可能性と選択肢が増え、ライフスタイルも大きく変化しつつあります。
LGBTファーストではなく、セクシャルマイノリティも含めて、「誰もが自分らしく、諦めなくてもいい社会」を実現できるように
不動産業界からチャレンジをし続けていきます💪
「No Rain, No Rainbow!!」
PS、この度講演会社に伴い、協力してくださった運営スタッフの皆さん、ゲストの皆様、そして参加してくださったたくさんの方々、ありがとうございました〜!!IRISが主催で行うイベントとしては、過去最大級だったので、不慣れな場面もあったかと思いますが、皆さんのお陰で無事に開催できました🙏とても嬉しいです!!これからも一緒に社会をアップデートしていきましょう😁
thanks!!