【新年のご挨拶】IRIS創業13年目、テーマは「加速」

新年、明けましておめでとうございます!
旧年中は、株式会社IRISの活動に多くのご支援とご縁をいただき、心より御礼申し上げます。

IRIS2026年を迎え、創業13年目に入りました。
今年のテーマは、「加速」です。
これまで積み重ねてきた経験と信頼を土台に、想いだけで終わらせず、結果を出す一年にしていきます!

 


IRIS創業13年目を迎えて

IRIS2014年、「住まいの選択肢が限られている人たちの力になりたい」という想いから任意団体としてスタートしました。

その後、2016年に法人化しまして、2017年から不動産事業を開始いたしました。

当時は潜在的なニーズは存在するも顕在化していない時代でした。

マネタイズが安定するまでは、非常に試練の繰り返しでした。

決して大きな会社ではありませんが、現場に立ち続け、一件一件の相談に向き合い続けてきました。

13年という時間の中で、社会も不動産業界も少しずつ変化しています。
それでも、私たちはまだ道半ばにいると感じています。

 


創業の原点|住まいの選択肢を奪われた経験

私自身、同性パートナーと住まいを探す中で、理由のはっきりしない断りや遠回しな拒否を何度も経験しました。


「前例がない」「オーナーや入居者が嫌がる」「仕方がない」「そうゆうのは無理」。
そうした言葉の積み重ねが、静かに選択肢を奪っていく現実に、強い違和感を覚えました。

住まいが決まらなければ、仕事も、将来の計画も、安心して暮らすことさえ難しくなる。
この経験が、IRISの原点です。

 


住まいは人生の基盤である

住まいは、単なる生活の場所ではありません。
人が人生を選び、前に進むための基盤です。

だからIRISは、「特別な支援」をする会社ではなく、
誰もが当たり前に住まいを選べる状態をつくることを目指してきました。
我慢や遠慮の上に成り立つ住まいではなく、自然に選べる住まいを増やしたい。
その想いは、今も変わっていません。

お部屋探しをする際に不安な気持ちで進めるのではなく、「新生活に向けてワクワクしてほしい」という気持ちです。


広がる住まいの選択肢と、残る住宅課題

この十数年で、住まいの選択肢は確実に広がっています。
多様な家族のあり方が語られるようになり、不動産業界でも「多様性」や「インクルージョン」「住宅用確保配慮者」という言葉が浸透してきました。

一方で、現場にはまだ多くの住宅課題が残っています

たとえば、IRIS2022年に実施した全国調査では、49%のLGBTQ+当事者が「住宅を借りたり買ったりする際に課題がある」と感じていると回答しました。

また、昨年IRISと株式会社アカルクの協業で立ち上げた一般社団法人住宅みらい会議が不動産会社を対象に行った最新の調査によると、

  • 全ての物件で同性カップルの入居を許可している事業者は30.2%に留まり、
  • 管理・賃貸物件で同性カップル等からの相談対応経験がある事業者は約28%程度にとどまっています。

このことは、「住まいの選択肢が表面的には増えているように見えても、実際の対応や現場の実感にはまだばらつきや課題がある」ことを示しています。


つまり、選べる選択肢と安心して暮らせる現場の体験が一致していないという現実が、統計として裏付けられているのです。

 


IRISの事業|住まいから社会を変える

IRISの事業は、単なる不動産仲介ではありません。
住まいを通じて、人が人生を選び直すための土台を整えること。
そのために、オーナー、管理会社、行政、地域と対話を重ね、現場から仕組みを変えていくことを大切にしています。

理解のある「誰か」に依存しない仕組みを、事業として成立させる
それが、IRISの役割です。

 


テーマは「加速」|13年目の挑戦

今年のテーマである「加速」は、単なるスピードアップではありません。
これまで積み上げてきたものを信じ、覚悟を持って前に進むという意味です。

止まらず、遠慮せず、結果を出す。
IRIS
13年目から、次のフェーズに入ります!

 


現場から見える「安心して暮らす」という課題

私自身、里親として子どもと暮らす中で、「安心して暮らすこと」がいかに簡単ではないかを日々実感しています。
だからこそ、住まいの問題を机上の空論ではなく、生活のリアルとして捉え続けたいと考えています。

支え合いと仕組みがあってこそ、安心は成り立つ。
この視点は、IRISの事業そのものです。

 


これからのIRIS|住まいの未来へ

13年目のIRISは、ここからさらに挑戦を加速させます。
住まいの課題を一部の人の問題に留めず、社会全体のテーマとして共有すること。
住まいの入口に立つすべての人が、希望を持って次の一歩を踏み出せる社会を目指します!

2026年も、住まいの選択肢を広げ続けていきます!

本年も、どうぞよろしくお願いいたします!

 

2026年 元日
株式会社IRIS
代表取締役 須藤 啓光