【豊島区第一号の同性カップルでの里親になりました🙌】

 

今年4月25日に里親認定登録が完了しました!

 

実は同性パートナーの誕生日に連絡があり、

嬉しい誕生日プレゼントになりました。笑

LGBTお部屋探し

東京都には、約4000人の社会的養護を必要としている子どもたちが存在します。

 

そのうち里親と生活できているのは、約2割程度だそうです。

 

残りの8割は、児童養護施設や乳児院で生活をしています。

 

2018年に里親の認定基準が緩和されたそうで、単身者であっても要件を満たしていれば、里親になれるように改正されました✌️

 

そのタイミングで、同性カップルについては一方を里親として認定して、パートナーを補助者として登録することができたそうです。

 

それから4年後、2022年11月に東京都がパートナーシップ制度を導入しました。そこでようやく、双方が里親として認定できるようになりました。

 

僕は正直、自分の子どもが欲しかったです。

 

しかし、同性婚すら実現できない現状では難しいと思い、

子育てを諦めていました。

 

ですが、里親という制度を知り、考え方が変わりました。

 

【困っている人が居るならば、自分のできる範囲で支援したい】

 

公共インフラが全て止められるほどの貧困、親から受ける言葉を含めた暴力。決して、”普通”とは言い難い家庭内環境で育った自身の経験。

 

親から受ける愛情よりも周囲の大人や友人たちに救われた人生。

 

こうしたことから、「血の繋がりが全てではない」と考えるようになりました。

 

僕たち同性カップルは、結婚することができないため、養子縁組里親になることはできません。

 

しかし、レスパイト・ケアなどの一時受入や養育家庭として、里子と一緒に生活することは可能です。

 

まずはできることからチャレンジしようと思い、

パートナーと何度も話し合って、進めてきた里親の認定登録。

 

8つのステップを乗り越えて登録が完了し、

早速夏休みを活用して、レスパイト・ケアとして5日間委託を受け入れました!

 

ここに来るまで、1年もかかりました。

ですが、児童相談所やフォスタリング機関など、

数多くの人たちに助けられながら、進めることができました💪

(市民団体の人たちや議員の皆さんも協力してくれました😭)

 

里親としての活動はこれからが本番だと思います。

 

「困っている人がいるならお互い様」

 

この精神で、共生社会が広がると嬉しいです!