IRISお客様インタビュー:埼玉県越谷市・新築戸建て購入
今回お話を伺ったのは、埼玉県越谷市で新築戸建てを購入された30代・40代の同性カップルのお二人。10年一緒に生活される中で、キャリアアップをされ、2人なら家を買えるかも?と思ったことがきっかけで戸建ての購入を決断されました。
お二人とも会社員ではありますが、リモートワーク中心の生活であるAさんと、毎日出勤しているBさんは、それぞれどのような生活をされているのでしょうか?
女性同士のカップルで戸建てを買うという決断に至るまでにどのようなことを考えられたのか。そして、どのようなことが決め手だったのか、詳しくお伺いしました。
※お客様のプライバシー保護のため、一部内容を変更しています。
心から満足できる暮らしを手に入れたお2人
真夏の午後、今回インタビューのためにお邪魔させていただいたのは、1年ほど前にIRISで新築の戸建てを購入されたAさんとBさん宅。静かな住宅街に佇む2階建ての新築一戸建てで、駅から徒歩6分という立地の良さ。物件の入り口にはお二人のお名前が書かれたおしゃれな表札が並びます。
Bさん「何も不満はないというか。環境もいいですし、駅もすごく近いんですけれども、このあたりは完全に住宅街で、人の声とか車の音とかもほぼほぼなくて、静かに暮らせる。」
Aさん「本当になんかすごく今いいんですよ。なので、このままの暮らしが、ずっと続いていったらいいなって思っています。」
そんな風に心から満足している様子で語ってくださったお2人の表情は、本当に穏やかで幸せそうでした。駅近の利便性、4匹の愛猫との自由な暮らし、静かで安全な環境、そして何より「自分たちらしく」過ごせる住まい。すべてが希望通りに叶った理想的な生活がそこにありました。
住宅購入までのエピソード
「猫ファースト」の価値観を大切にした選択
お2人が住宅購入を決意したのは、何よりも大切にしている価値観があったからです。それは「猫ファースト」の暮らし。4匹の愛猫たちと自由に、制約なく過ごせる住環境を実現したいという強い想いでした。
Bさん「とにかく、うちは本当に猫ファーストというか(笑)、当時二人で住んでいた賃貸マンションがちょうど10年間くらいだったんですけれど、結構、建物自体が古くなってきてたりとか、もともと2匹だった猫をさらに2匹の保護猫を迎えることになって。ちょっと手狭になったし、更新も迫ってきて、引っ越したいねっていう話を2人でしたんですよね。」
賃貸物件では「ペットは●匹まで」という制限が多い中、4匹の猫と暮らすには戸建てが最適な選択でした。しかし、それは後ろ向きな理由ではなく、この10年間でお2人の生活が着実に安定してきたことをきっかけとした前向きな決断だったと言います。
Aさん「マンションだと買ったとしても最大で猫は何匹、というような決まりがあるところが多かったので、これはちょっとマンション難しいねということで、戸建ての方という風に気持ちが向いてきましたね。」
Bさん「2人とも、10年の間に年収が増えたりとか、生活が安定してきたというのもあるので、お互いの経済状況なんかも考えたときに、あれ、もしかして、買えるんじゃないかっていう話の流れもあって、理想的な生活を実現するには戸建てありじゃない?となりました。」
▶ 猫さん達が安心して暮らせるアイテムがたくさん
住宅検討の始まり - 情報収集と漠然とした悩み
住宅購入を決意したお2人でしたが、いざ検討を始めてみると、考えることが多く、想像以上に複雑だったそうです。
Aさん「最初は、物件見ましたよね。やっぱり相場感というか、金額がどのぐらいになるのか、そしてそもそも私たちの収入で買えるの?という漠然とした悩みはありましたね。」
SUUMOなどのサイトで物件を見ながら、お2人は現実的な課題に直面していました。中古物件を中心に検索していたものの、本当に理想的な条件の物件に出会えるのか、そして何より、同性カップルとして住宅購入がスムーズに進むのかという根本的な疑問がありました。
特に大きな課題となったのが、住宅ローンの問題でした。
Bさん「やっぱりできればペアローンで組みたかったので、一旦そこが可能かどうかっていうところ調べてみて、銀行さんとかも同性向けにペアローンを提供しているという情報は割と見つかりました。
なので、大丈夫かな?という楽観的な気持ちはあったものの、その時まだパートナーシップ制度も利用してなかったので、それはやらないとね、というざっくりとした見通ししかなかったですね。」
ペアローンを取り扱う銀行は増えているという情報はあるものの、実際に同性カップルがどのような手続きを踏めばよいのか、パートナーシップ制度をどのタイミングで利用すればよいのか、具体的な道筋が見えない状態でした。
「誰に、どこに相談すれば安心して進められるのか」がわからないことも相談先選びに重視したポイントだったそうです。従来の賃貸物件での経験がそう思った背景にあったと言います。
Bさん「前のマンションの時、ルームシェアという説明をするしかなかった。そうなると、当然、男女のカップルのみ2人入居可物件などを候補から外されたりとかありましたね。」
この経験から、住宅購入という人生の大きな買い物において、また同じような説明の難しさや制約に直面するのではないかという心配がありました。
IRISとの出会い
自分らしさを隠す必要のない安心感
IRISとの出会いは、お2人にとって住宅購入を「ストレス」から「自然な人生の選択」に変えてくれる重要な転機でした。
Bさん「IRISさんを知ったきっかけは、以前メディアで取り上げられていたことです。頭の片すみにあったんですよね。」
Aさん「私は全く知らなかったんですが、そういう会社があるらしいよというのをAから聞いて。それで検索してみたらすぐ見つかって、ここだって(笑)」
Bさん「皆さん当事者だっていうのを知っていたので、初めから何も隠さずに全部考えてることとかをお話できたのが、すごくよかったなと思いますね。
お話するにあたって、これ言うか言わないかみたいな、そういう風に悩んだりしなくていいのが、物件購入ってストレスのかかるものだって意識があったんですが、余分な負荷もなく、すごくリラックスして臨めました。」
以前の賃貸探しでは説明に困ることが多かったお2人にとって、最初から理解してもらえる環境は何物にも代えがたい価値がありました。
Aさん「すごく単純な話、前のマンションの時のカミングアウトしてない状況でのしんどさがまったくなかったです。最初からわかってくれている状態で話ができたので、普通に実質夫婦として、終の住家として探していますと言えた。」
寝室の配置や生活スタイルについても、変な遠慮をすることなく自然に相談できたことで、本当に理想的な住まい選びができたのです。
▶ 明るい光が差し込むスリット窓
専門性と人間性が融合したサポート
IRISでの購入体験は、お2人の理想的な暮らしを実現するための心強いパートナーシップでした。担当の齋藤さんのサポートは、単なる事務的な手続きを超えた、真の意味での「人生のサポート」でした。
Aさん「本当にもう何もわからない状態。どれくらいの期間がかかるかとか、どういう順番でその手続きしていけばいいのか、1から教えてくださいみたいな感じ。
家買おうと思ってるんですけど、どうしたらいいんですか?みたいなとてもアバウトな感じで伺ってしまって。それを、全部丁寧にご説明いただき、本当にありがたかったです。」
特に印象的だったのは、会社と担当者の豊富なアライアンスを活かした総合的なサポートです。
Bさん「銀行さんをご紹介いただいた時に、単に会社同士の提携とか紹介というのではなくて、齋藤さん自身が銀行の担当さんと密にやり取りしているという部分は、かなり安心感がありましたね。行政書士の先生のご紹介だったり、保険会社さんを繋いでいただいたりとか、ただこういう人がいますよという紹介ではなく、丁寧に繋いでいただいたことが印象深かったです。」
転職というデリケートなタイミングでの住宅ローン申請についても、適切なアドバイスをもらえました。
Aさん「私がちょうどその時転職を考えていて、その住宅ローンを通してから転職するか、もう通す前に転職しちゃっても大丈夫なのかって、結構ギリギリのタイミングで相談させていただいて。状況を話したら、試用期間でも住宅ローン審査できるところもありますというお話をいただけたので、事前に準備ができました。」
諦めなくてよかった理想の物件との運命的な出会い
物件探しにおいて、お2人があきらめかけていた条件も叶えることができました。
Bさん「そもそも探すときに築年数と駅からの距離、予算的にどっちかは諦めなきゃいけないよねって、トレードオフというか、古くても近いか、遠いけど新築かみたいな探し方をしないといけないのかなと思っていたんですが、近くて新築が見つかるっていう最高の条件で購入できました。」
妥協することなく、本当に望んでいた条件をすべて満たす物件に出会えたことで、お2人の住宅購入への想いはより一層強くなりました。
実際に購入してみて
想像以上の暮らしの実現
新築戸建てでの暮らしが始まると、お2人の期待は想像以上の形で実現されました。何より素晴らしいのは、予想していた苦労や問題がほとんどなかったことです。
Bさん「もうちょっとなんか苦労する点があるかもしれないと思ったんですけど、本当に何もなくて(笑)もうすっと引っ越して、穏やかに生活をしてるという感じですね。」
音に敏感なAさんにとっては、静かな環境は大切な条件だったそうです。
Aさん「私は結構騒音が苦手なんですけど、周りの環境含めて本当に静か。やっぱりマンションだと、廊下歩いてる人とか、話し声とか聞こえて、夜中に酔っぱらって帰ってくる人とか、そういうのが一切なくなって快適です。」
心配していた近隣との関係も、想像以上に温かく迎えてもらえました。
Bさん「引っ越しの際に2人で挨拶回ったんですけれども、その時もね、皆さんにこやかにご対応いただいて、その後も皆さんよくしていただいて、本当にありがたいなと思ってます。」
何より大切にしていた猫たちとの暮らしも、期待通りに実現されました。
Aさん「やっぱり単純に広くなったので、猫たちも伸び伸びしてるっていうのもありますし、マンションだとワンフロアだったのが今2階建てになったので、階段のところでくつろいでたりしています。」
▶ 奥行きがあり使いやすいキッチン
プライベートと共有空間の理想的なバランス
賃貸住宅から倍の広さになったことで、お2人の生活の質は格段に向上しました。特に、それぞれの時間を大切にしながら、一緒の時間も楽しめるという理想的なバランスが実現されました。
Bさん「自分のパーソナルスペースがはっきり区切れるのが良いです。前は全員リビングみたいな時間が多かったんですけど。今、2階に3部屋あって、それぞれちょっと個室が作れて、結構それぞれ自分の好きなことができたりしてます。」
Aさん「購入以前からテレワークが中心だったので、お互い邪魔しないように気を使いあうみたいなことが多かったんですけど、今は上の階を仕事のスペースとしているので、そのあたりも気にならなくなりましたね。」
お互いを思いやりながらも、それぞれの時間を確保できる住環境は、長期的な関係においてとても重要な要素です。
地域コミュニティとの自然な関わり
新しい地域での暮らしも、お2人の希望通りに展開されています。地域のお祭りに参加するなど、自然な形でコミュニティとの関わりを築いています。
Bさん「お祭りに行きました。山車も8台あるような結構大きなお祭りで。子供たちとかもすごい楽しそうに遊んでたりとか。なかなか東京だとここまでのお祭りってお目にかかれないので、本当楽しんでます。」
安心して暮らせる環境も整っていました。
Bさん「場所を決める時に、会社に出社しやすいエリアで探していたものの、あらかじめ犯罪発生件数マップとか調べていて、埼玉の住宅街って最近いろいろ言われることも多いんですけど、犯罪の発生件数も少なくて全く平和でした。実際見ても、本当に閑静な住宅街で、街並みも綺麗でしたし、結構道路とかきれいに整備されているので暮らしやすいです。」
現在の満足と未来への穏やかな展望
現在の暮らしについて、お2人は心からの満足を表現されています。
Aさん「今満足しています。ずっとこの暮らしが続いていったらいいなって。
我々は子供が欲しいわけでもないし、ここから先、生活様式を変えていくっていう予定もないので、本当にこのまま穏やかに過ごしていけたらと思っています。」
この言葉から、お2人が単に「現状に満足している」のではなく、「自分たちらしい理想的な暮らし方」を実現できていることがよく分かります。無理をして世間一般の価値観に合わせるのではなく、自分たちが本当に大切にしたいものを大切にした結果として、この満足があるのです。
今後住宅を購入しようと思う人たちへのメッセージ
理想を現実にするために
お2人の体験談から、同性カップルが理想の暮らしを実現するための重要なポイントが見えてきます。
Aさん 「もしかしたら家買おうかなって考えてる同性パートナーの方いたら、全然買えますよって言いたい。なんというか逆風とかもないし、自分たちの価値観を大切にする勇気を持ってほしいなって思います。」
Bさん「ペアローンの申込手続きをした時に、銀行さんから根掘り葉掘り関係性とか聞かれるのかなーと身構えてたんですけど、意外と何も聞かれなかった。そこは結構、ほっとしたというか、そこはIRISさんの配慮もあったのかもしれないですけど、手続きへの過度な心配は不要でした。」
Aさん 「あ、でも公正証書の作成とか、有給取らないといけないので、しかも結構スケジュールがタイトなことも多くて、あらかじめ時間的な見積もりはしておいた方がいいです(笑)」
Bさん「世代的なところもあるのかもしれないんですが、やっぱりちょっと世間から風当たりというか、そういう閉鎖的な時代を私も育ってきました。心配事とか尽きないと思うんですけど、全くそういう思いをしなかったので、家の購入を検討してる方がいたら、安心して、ぜひ前向きに頑張ってほしいなみたいな気持ちですね。」
▶ 前向きに住宅購入をしてほしいとおっしゃっていただきました
おわりに - 理想の暮らしは実現できる
お2人の体験談は、「理想の暮らし」が決して手の届かない夢ではないことを教えてくれました。自分たちが大事にする価値観、静かで便利な住環境、お互いを尊重し合える空間、温かい地域コミュニティとの関わり。すべてが希望通りに実現されている現在の暮らしは、多くの人にとって希望の光となるでしょう。
公正証書の作成時なども、逆に希望することや思い入れがなさ過ぎて、事務的な手続きとして淡々と済ませてしまったと笑っていらっしゃいましたが、お2人の生活が自然に深い信頼関係によって成り立っていることの証明だとも感じました。
運命的な物件との出会い、信頼できるパートナーとしての不動産会社、理解ある地域コミュニティ。すべてが重なって実現した理想の暮らしですが、それは決して奇跡ではありません。自分たちの価値観を大切にし、適切なサポートを受けながら一歩ずつ進めば、誰もが理想の暮らしを実現できるのです。
お2人が心から満足している現在の暮らしは、「自分らしく生きる」ことの素晴らしさを物語っています。どんな家族の形であっても、自分たちが本当に望む暮らし方を実現する権利があります。お2人の幸せそうな表情と満足の声が、同じような想いを抱く多くの方々の背中を押すきっかけになることを心から願っています。