「LGBT向けのアプリって、結局どれを入れればいいの?」。ゲイ向け、レズビアン向け、誰でも使えるものと名前はいくつも聞くのに、自分のセクシュアリティで本当に出会えるのか、男性や業者に当たらないか、知り合いに見つからないかが分からないまま、ダウンロードだけして放置している人は少なくありません。
この記事では、ゲイ・バイセクシュアル男性向け、レズビアン・セクマイ女性向け、そしてジェンダーやセクシュアリティを問わず使える総合アプリの3つに分けて、いま実際に使える9つのアプリを、選択肢の幅・本人確認・日本のユーザー層で比べます。そのうえで、マッチしたあとに会える確率を上げるプロフィールの作り方と、なりすまし・同意・目的違いという3つのトラブルの避け方まで押さえます。
筆者は、この記事に出てくる女性向け・総合アプリの多くを自分でも使ってきました。ゲイ向けアプリについては、周りの当事者の話と各社の公式情報をもとに書いています。読み終えるころには、自分が最初に入れるべき1つが決まっているはずです。
マッチングアプリは出会いのきっかけ1位になり、LGBTには確実な入り口になった

マッチングアプリは、もう「一部の人が使う出会い方」ではありません。こども家庭庁が2024年8月に公表した「若者のライフデザインや出会いに関する意識調査」の速報(15〜39歳の2万人)では、直近5年に結婚した人の出会いのきっかけの1位がマッチングアプリで25.1%となり、職場や仕事関係の20.5%を上回りました。既婚者の57%がアプリを使った経験を持っています。MMD研究所の2025年の利用実態調査(20〜69歳3万人)でも、使ったことのある人のうち54.8%が交際に至っています。
LGBTにとって、この変化の意味は異性愛者以上に大きいと考えられます。電通グループの「LGBTQ+調査2023」では、20〜59歳の5万7,500人のうちLGBTQ+層は9.7%でした。10人に1人はいる。それでも多くの人は職場や学校でセクシュアリティを明かしていないので、街で会う相手が同じセクシュアリティかどうかを知る方法がありません。アプリなら、登録した時点で「同性を探している人」だと分かっている相手と話せます。友人の紹介も、バーやイベントも入り口の1つですが、地方に住んでいたり、カミングアウトしていなかったりする人にとって、確実で、静かに始めやすい入り口の一つがアプリです。セクシュアリティの種類と数については、LGBTの種類と各セクシュアリティを解説した記事にまとめています。
アプリはセクシュアリティの選択肢・本人確認・国内ユーザー層の3つで選ぶ

まず9つを一覧で見てください。アプリ名のリンク先は各社の公式サイトかApp Storeの案内です。対象と本人確認の欄は各社の記載をもとに筆者が整理し、向いている人は筆者と周りの当事者の使った印象です。料金はどれも無料で始められ、一部は有料オプションで機能が増えます。
| アプリ | 対象 | 本人確認・安全面 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 9monsters | LGBTQ向けをうたう日本発(2011年〜)。ゲイ・バイ男性の利用が中心 | 位置情報を隠すカムフラージュ機能。無料、プレミアムあり | 国内で会いたい人、体型のタイプで探したい人 |
| Grindr | ゲイ・バイ・トランス・クィア。米国発(2009年〜)、世界最大級 | 位置情報の共有は任意。無料、有料あり | 外国人ユーザーとも話したい人、旅先で使いたい人 |
| Jack'd | ゲイ・バイセクシュアル男性。米国発 | シンプルな操作。無料、有料あり | 体型や目的の幅が広い場所で探したい人 |
| PIAMY | 身分証の性別表記が女性のセクマイ、18歳以上。国内向け | 登録時に身分証を提出。スタッフが投稿を監視、通報機能あり。無料 | なりすましが不安な女性、SNS感覚で仲良くなりたい人 |
| COSY | レズビアン・バイ・トランス。国内向け | 身分証の提出はない。iOSのみ、無料 | マッチを待たず話しかけたい女性 |
| HER | クィア女性・ノンバイナリー・トランス。世界1,500万人超 | 代名詞・性自認・性的指向を細かく表示。無料、Premiumあり | 英語に抵抗がない人、コミュニティから入りたい人 |
| Zoe | LGBTQ+の女性。海外発 | 性自認・性的指向・興味を細かく設定。無料、有料あり | 条件で絞りたい女性。国内ユーザーは多くない |
| Tinder | 誰でも。国内ユーザーが多い(筆者の体感では9つの中で最多) | 性的指向を最大3つ設定し表示・非表示を選べる。写真認証あり。無料 | 人数の多さで出会いたい人、指向を隠して探したい人 |
| Bumble | 誰でも。海外ユーザーが多い | 性別は男性・女性・ノンバイナリーから選べる。同性同士はどちらからでもメッセージ可。無料 | 外国人の友人・恋人も視野にある人 |
選ぶときの軸は3つです。1つめは、自分のセクシュアリティやジェンダーを表せる選択肢があるかです。「男性・女性」しか選べないアプリでは、ノンバイナリーやXジェンダーの人は最初の一歩でつまずきます。2つめは、本人確認の仕組みがあるかです。身分証を確認するアプリはなりすましが起きにくく、確認のないアプリは自分で見極める必要があります。3つめは、日本にどれだけユーザーがいるかです。世界で何千万人いても、同じ県に数人しかいなければ会えません。この3つのどれを優先するかで、入れるべきアプリは変わります。あなたが最初に譲れないのは、どれでしょうか?
ゲイ・バイ男性向けは3つあり、国内で会うなら9monstersが強い
男性向けのアプリは選択肢が多く、目的もはっきり分かれています。ここでは国内で代表的な3つを挙げます。それぞれ、集まる人の層と使い方の癖が違います。
9monstersは国内ユーザーが最も多く、タイプを言わなくても伝わる

9monsters(ナインモンスターズ)、通称「ナイモン」は、公式サイトで「LGBTQ専用GPSアプリ」とうたう日本発のアプリで、2011年から続いています。近くにいるユーザーが一覧で表示され、位置情報を隠したいときはカムフラージュ機能で自分の位置をずらせます。すぐ会える人だけを探す「ハウリング」のように会うことに直結する機能や、1日限定で特定の人が表示される「人気ユーザー」もあります。
いちばんの特徴は「ブリーディング」です。気になった相手にブリーディングボタンを押すと、その履歴から体型の特徴が9つのタイプに自動で分類され、自分の好みを言葉で書かなくても相手に伝わります。国内のゲイ向けアプリではユーザーが最も多いと言われ、二丁目のイベントと協賛することもあり、オンラインだけの場所ではありません。基本は無料で、プレミアムに課金すると便利な機能が増えます。
Grindrは世界最大級で外国人ユーザーが多く、旅先や英語での出会いにも使える

Grindr(グラインダー)は2009年にアメリカで生まれた、ゲイ・バイ・トランス・クィアの人向けの位置情報型アプリです。ナイモンより2年早く始まり、世界で最も使われているゲイアプリのひとつになりました。日本でも都市部には多くのユーザーがいますが、特徴は外国人ユーザーの多さで、日本にいる外国人ユーザーとも課金なしでやり取りできます。位置情報の共有は任意なので、住んでいる場所を出したくない人は距離を隠して使えます。
出張や旅行で知らない街にいるとき、その場で近くの人と話せるのはGrindrの強みです。一方で、周りの当事者からは目的が体の関係に寄ったユーザーも多いと聞くので、恋人や友人を探しているならプロフィールにそう書き、相手の目的も最初に確かめてください。
Jack'dは体型も目的も幅が広く、シンプルな操作で最初の1つにしやすい

Jack'd(ジャックト)は、ゲイ・バイセクシュアル男性向けの世界的なアプリです。恋人を探す人、友人がほしい人、体の関係を求める人が混ざっていて、ぽっちゃり、ガチムチ、マッチョと体型のタイプも幅広く、「自分のタイプがどこにいるか分からない」段階の人にも向いています。画面と操作がシンプルで、マッチングアプリが初めての人でも迷いません。
ナイモンが日本の当事者のコミュニティに近く、Grindrが海外、Jack'dがその中間、と考えると位置づけが分かりやすいでしょう。ゲイの出会いに使えるアプリやSNSをもっと広く知りたい人は、ゲイの出会いにおすすめのアプリ・サービス13選の記事にまとめています。ゲイアプリでよく見る「オープンリレーションシップ」という言葉の意味は、オープンリレーションシップを解説した記事で確かめてください。
女性・セクマイ向けの4つは、本人確認があるかどうかで選び方が変わる
女性向けのアプリで最初に気になるのは「本当に女性だけの場所か」でしょう。4つのうち、身分証で女性に絞っているのはPIAMYだけです。ほかの3つは、それぞれ違う強みと引き換えに、相手の見極めを自分でする必要があります。
PIAMYは身分証で女性に絞り、スタッフが投稿を見ているので最も安心できる

PIAMY(ピアミー)は、公式サイトによると、登録時に身分証を提出して性別表記が女性であることを確認したうえで参加できる、18歳以上限定のSNS型アプリです。書類は暗号化して保存され、最大3か月後に削除されます。投稿はスタッフが随時見ていて、通報機能もあります。レズビアンだけでなく、バイセクシュアル、パンセクシュアル、Xジェンダー、ノンバイナリー、トランスジェンダー、アセクシュアルの人も対象です。
使い方はマッチング型よりSNSに近く、文章や写真を投稿して気の合う人と少しずつ距離を縮めます。相性の良い人を毎日紹介する機能や、共通のお題で話す機能もあり、基本は無料です。「アプリで男性に当たるのが怖い」という人が最初に入れる1つとして向いています。
COSYはマッチ前でも話しかけられるが、身分証の確認はないので見極めは自分でする

COSY(コージー)は、レズビアン・バイセクシュアル・トランスジェンダーの人が集まるiOS向けのチャット・掲示板アプリです。登録は数秒で終わり、プロフィール画像が一覧で並ぶので、直感的に相手を探せます。恋人探しだけでなく、同じセクマイ女性と話したい、コミュニティを探したいという人も多く使っています。筆者が使った範囲では、マッチを待たずに気になった相手へ話しかけられ、通話機能で声を交わすところまで進めました。
気をつけたいのは、身分証の確認がなく、プロフィール画像が本人の写真とは限らないことです。相手が本当に女性かは、やり取りの中で自分が見極めることになります。Androidでは使えない点も、入れる前に知っておいてください。
HERは1,500万人超のクィア女性向けで、代名詞や性自認を細かく表せる

HER(ハー)は、レズビアン・バイセクシュアル・クィアの女性とノンバイナリー、トランスの人のためのアプリで、公式サイトによれば125以上の国で1,500万人を超えるアクティブユーザーがいます。ジェンダー、セクシュアリティ、代名詞の選択肢がとても多く、デートだけでなくコミュニティ機能を前面に出していて、35以上のコミュニティに参加して話すところから始められます。
基本は無料で、有料のPremiumにすると自分を閲覧した人を見たり、シークレットモードを使ったりできます。海外ユーザーが多いので、英語のプロフィールを読むことに抵抗がなければ、女性向けの中では出会いの幅が最も広いアプリです。
Zoeは条件を細かく絞れるが、国内のユーザー数は多くない

Zoe(ゾーイ)はLGBTQ+の女性向けのマッチングアプリで、代名詞、性自認、性的指向、興味を細かく設定できます。相手がどんな人か、会う前に想像しやすいのが強みです。マッチしていない相手にもメッセージを送れる「Power Message」は、有料プランの機能です。
ただ、筆者が使った範囲では、国内のレズビアンユーザーはTinderやBumbleより少なく、マッチの数は減ります。海外ユーザーが多い印象もあるので、条件で絞りたい人、海外の人とも話してみたい人向けです。女性向けアプリの比較は、レズビアン向けマッチングアプリの選び方と成功率の上げ方をまとめた記事でさらに詳しく書いています。
誰でも使えるTinderとBumbleは人数が最も多く、性的指向の設定で同性を探せる
専用アプリではない総合アプリにも、LGBTのユーザーは多くいます。人数の多さは専用アプリより多い傾向にあり、そのぶん異性愛者や、同性を探していない人も混ざります。性的指向やジェンダーの設定を使いこなすことが前提です。
Tinderは国内ユーザーが最多で、性的指向を最大3つ設定して表示・非表示を選べる

Tinder(ティンダー)は、異性愛者もシスジェンダーも含む、あらゆる人向けのマッチングアプリです。日本版でも2021年4月から性的指向と性別を選べるようになり、ストレート、ゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、アセクシュアル、デミセクシュアル、パンセクシュアル、クィア、クエスチョニングの9つから最大3つを設定できます。プロフィールに表示するかどうかは自分で選べるので、周りに知られずに探せます。本人の写真で認証する仕組みもあり、なりすましの抑止になっています(日本版の機能実装を伝えた記事)。
筆者が知り合った人の大半はTinderからでした。理由は人数です。同じ地域・同じ年代で探しても候補が尽きないのは、9つの中でTinderだけでしょう。マッチする相手の性別、距離、年齢で絞れるほか、趣味で探す「Explore」もあります。そのぶん同性を探していない人も表示されるので、自己紹介にセクシュアリティを一言書いておくと無駄なマッチが減ります。
Bumbleは性別を3つから選べ、同性同士はどちらからでも話しかけられる

Bumble(バンブル)は、異性同士では女性が最初のメッセージを送るか、質問を設定して相手に答えさせるかを選ぶ仕組みで、同性同士のマッチではどちらからでも最初のメッセージを送れます。マッチには期限があるので、マッチしたら早めに一言送ってください。性別は男性・女性・ノンバイナリーから選べ、セクシュアリティの選択肢もあります。
筆者の印象では、ユーザーの半分ほどが外国人で、英語を学びたい日本人も多く使っています。プロフィールにレインボーの絵文字を置くなど、オープンな人が比較的多い場所で、LGBTのユーザーは総合アプリの中では見つけやすいほうです。
マッチ率を上げるには、アプリを2つに絞り、写真と目的を先に見せる

アプリを入れただけでは出会えません。マッチしないのには原因があり、たいてい4つのどれかに当たります。順番に直していけば、同じアプリでも結果は変わります。
アプリは1〜2つに絞るほうが、一人ひとりに時間をかけられて結果が出る
使うアプリが多いほど出会えると思いがちですが、スワイプ、メッセージ、実際に会うことのどれも時間を食います。5つ入れて全部を薄く回すより、自分の属性に合う専用アプリを1つと、人数の多い総合アプリを1つの2つに絞って、それぞれの相手にきちんと向き合うほうが、マッチから会うところまで進む確率は上がりやすくなります。合わなければ入れ替えればよいのです。
自己紹介には目的とセクシュアリティを一言入れると、ミスマッチが減る
相手が最初に読むのはプロフィールです。長々と書く必要はなく、アプリを使う目的(恋人、友達、コミュニティ)、性格、休日の過ごし方を3〜5行で書きます。専用アプリでない場所では、自分のセクシュアリティを一言入れておくと、同性を探していない人からのアプローチが減ります。友達探しのつもりでマッチした相手が、会ってみたらデート目的だった。そんな時間の無駄は、目的を先に書くだけで防げます。
顔が分かる明るい写真を1枚目に置くと、開いてもらえる確率が上がりやすい
最初に表示されるメインの写真は、自分の顔がはっきり写っているものを選んでください。集合写真、画質の悪い写真、帽子やサングラスで顔が隠れた写真は、相手が姿を想像できず飛ばされます。2枚目以降に趣味や全身が分かる写真を置くと、会話のきっかけにもなります。加工を強くかけると、会ったときのギャップがそのまま信頼の低下になるので、ほどほどにしてください。
メッセージは相手のテンポに合わせ、会う気があるなら適度なところで誘う
マッチしたあとに終わりのない雑談を何週間も続けると、相手は「会う気がないのかな」と受け取ります。会うことを現実的に考えているなら、数往復で相手の雰囲気をつかんだところで誘ってみてください。逆に、相手からいつまでも誘いが来ないなら、ただ話したいだけか、真剣ではないかのどちらかです。返信の速さは相手に合わせるのが基本で、「早い返事=真剣」とは限りません。自分の生活のペースを崩さずに続けられる相手が、結局は長く続きます。
なりすまし・同意・目的違いを押さえれば、トラブルの多くは避けられる

アプリが主流になっても、トラブルの相談はなくなりません。国民生活センターの出会い系サイトに関する相談は2025年度に3,399件あり、内容はポイント購入を求められて返金されない、支援金などを名目に誘導されるといったお金がらみが中心です。では、LGBTのユーザーが実際に遭いやすいのはどれでしょうか? 筆者と周りの経験では、なりすまし、同意のないやり取り、目的の違いの3つに集約されます。
なりすましは、写真の枚数・急な投資話・画像検索で見分けられる
すべてのユーザーが健全とは言い切れません。中にはなりすまし、サクラ、営業目的の人もいます。強いアプローチを受けたら一歩引いて状況を見てください。プロフィール写真が1枚しかない、経歴に現実味がない、発言に矛盾があるといった違和感があれば、写真を追加で見せてもらう、ビデオ通話を一度はさむ、といった確認をして構いません。プロフィール画像を画像検索にかけて、どこから来た写真かを調べるのも有効です。話が急に投資や副業に向いたら、その時点で連絡を切ってください。
同意は会う前から始まっていて、嫌だと感じたやり取りは終わらせてよい

相手がいなければ成立しない出会いでは、良かれと思った行動でも相手にとっては違うことがあります。Tinderは2022年4月に、同意について考えるサイト「Let's Talk Consent」を公開しました(Tinder Japanの発表)。NPO法人mimosasの監修で、いつ同意が必要か、どう確かめるか、どんなときに同意が成立しないかを、デートの場面に沿って説明しています。「まずはメッセージから」「会うなら昼間に人の多い場所で」と伝えるのは失礼ではありません。その気持ちを尊重しない相手とは、やり取りを続ける必要もないのです。
目的違いの相手は、プロフィールの写真と会いたがる速さで早めに見分ける
セクマイ女性向けのアプリでよく聞くのが、女性との関係を求める異性カップルです。プロフィール画像が2人以上で、「一緒に遊べる人を募集」「私たちと深く関わりたい人」のように遠回しな表現を使い、会うまで目的を明かさないこともあります。男性向けでも、恋人を探している人と体の関係だけを求める人は同じ画面に並びます。どちらが良い悪いではなく、目的が違えば時間の無駄になります。プロフィールに目的を書いていない相手には最初に聞き、あまりに早く会いたがる相手には理由を聞いてください。違和感があれば、そこでやめて構いません。
アプリが合わなければ、二丁目のバーやクラブという入り口もある
文字のやり取りが苦手な人や、相手の雰囲気を先に知りたい人には、リアルの場が向いています。新宿二丁目にはゲイバー、ビアンバー、男女どちらも来るミックスバーがあり、一人で入っても話し相手ができます。クラブイベントは一度に多くの当事者と会える場所で、新宿二丁目のおすすめクラブを属性別に紹介した記事にまとめています。SNSや友人の紹介も、コミュニティが小さいぶん、一人つながれば輪が広がりやすい入り口です。アプリとリアルは対立するものではなく、アプリで知り合った人と二丁目で会う、二丁目で会った人とアプリで再会する、という行き来がふつうに起きています。
専用アプリ1つと総合アプリ1つを入れ、写真と目的を整えてから始める

9つを全部入れる必要はありません。ゲイ・バイ男性なら9monsters、女性でなりすましが不安ならPIAMY、コミュニティから入りたいならHERです。そこに人数の多い総合アプリを1つ足して、2週間使えば自分に合う場所が分かります。プロフィールは顔が分かる明るい写真と、目的とセクシュアリティを一言入れた自己紹介から始めてください。会うときは昼間に人の多い場所を選び、違和感があれば途中でやめてください。それだけで、トラブルの多くは避けられます。
マッチングアプリは、法律や制度がまだ追いついていない日本で、当事者同士が出会いやすい場所の一つです。合うアプリを見つけて、最初の一歩を踏み出してみてください。







